鳴瀬喜博(ナルチョ)に憧れてベーシストへ④
「鳴瀬喜博エレキベース通信教育2度目」を進めて行く中、ある日ネット上で偶然、「リンキィディンクスタジオ西荻」にて、「鳴瀬喜博ベーススクール」が開校していることを知った。「師匠に会える!2人きりで会えるのだ。」とのワクワクした思いで早速電話にて予約。ベーススクールは基本的に電話にて予約をするシステムで、1人50分間の個人練習。15時~22時。当時は2回/月のペースで行なわれていたがすぐに埋まってしまう人気の高いスクールであった。最初の電話で申し込みの際に、「次回は15時からの講習のみ空きがある。」とのことで即予約。平日であったが会社の振替休日も溜まっていたので、当日は午後半休を取った。予約からスクール当日まではとても待ち遠しい。「何のベースを持って行こうかな。やっぱり8弦なのかな。ベースにサインをもらえるのかな。」等と、ベース自体のレッスンとは少し離れたことを考えながらワクワクしていた。いよいよスクール当日、会社の仕事を半日で終わらせ、1度帰宅。師匠に会うので、まずは風呂に入り体を清め、8弦ベースとサインをいただく用のマーカーを持参し、いざ「ベーススクール」へ。30分くらい早めに着いてしまい、ドキドキして待合室で待っていると、鳴瀬先生の登場。「君?どうぞ。」て感じで、スタジオの中へ。名前やバンド暦を聞かれ、レッスン開始。ケースから8弦ベースを取り出すと鳴瀬先生は笑い出し、「あはは~、なんで、8弦持って来るんだよ。あ、あれ、これZi-3-8Nなのに、アーム付いてるじゃん。改造したの?TUNEは凄いよな。他には何のベース持っているの?やっぱ復弦なの?」など、話しは盛り上がり、なかなかレッスンは始まらない。先生「普段何を弾いてるの?」、私「鳴瀬先生の曲のベースマイナスワンカラオケをDTMで作って、それに合わせてベースを弾いています。暗いですね。」、先生「暗くねーよ。凄く面白いよ。今度そのカラオケ持って来いよ。」凄く嬉しかった。そして、一通り話しが落ち着いたところでレッスン開始したが、なんど、レッスン用の教科書は、同時に私が進めていた「通信教育」の教則本であったこと。「私、鳴瀬先生の通信教育も受けてます。」と話したところ、鳴瀬先生は「それじゃぁ通信も一緒にやっちゃおうぜ、担当者へ連絡しておく。」とのこと。その日は運指連絡を中心に終了。最後に持参した8弦ベースに鳴瀬先生にサインをもらって帰ろうとした時、「また、来月来いよ。」とのこと。これには驚いた。元々このベーススクールはセミナーみたいな形で、1回だけ受講するものだと勝手に勘違いをしていたので、まさか2回目があると思っていなかったからである。そして気が付けば、もう14年もベーススクールに通っている。
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