鳴瀬喜博(ナルチョ)に憧れてベーシストへ②

カシオペアコピーバンドを解散後、私はキーボードからエレキベースへ転向。丁度その頃、カシオペアに鳴瀬喜博氏が加入したことに、凄く驚いた私は、 早速「THE PARTY」 のCDとVHSを購入し、カシオペア2ndを堪能。そこで観た「8弦ベース」のパワーの凄いこと!更に本格的な驚きは、カシオペア「MADE IN MELBOURNE」のレーザーディスク。この中のAKAPPACHI-ISM~ベースソロがとても面白く、毎日、何回も繰り替えし観て、とうとう私もZi-3-8N(TUNEの8弦ベース)を購入した。そして、鳴瀬喜博師匠のコピーする日々が始まる。その後は鳴瀬喜博のイベントやセミナーがあれば受講。その頃のセミナーでの鳴瀬喜博師匠はと言うと、鳴瀬モデルのTUNEベースを次々交換し(アカッパチ、ベニテン、ケロンパチ、アコベー、シロレスなど)、ベースカラオケ(ベースマイナスワン)に合わせて演奏していたが、その迫力が凄い。それを観て私は「こ・れ・だ」と感じ「このカラオケに合わせたベース演奏を自分でもやりたい。どうしてもやってみたい」との衝動が体を駆け抜けた。早速、自宅のパソコンにて当時持っていた音源ROLAND SC-88ProとDTMソフトにて主にカシオペアの鳴瀬喜博氏の曲のベースカラオケを作成し、その完成した曲に合わせてベース演奏するのが日課となった。しかしこの楽しみは決して簡単でなく、実はベースカラオケは、DTMにて作成するのに非常に時間が掛かり、1曲作成するのに1ヶ月はかかっていた。新しい曲もどんどん弾きたいのでもっとカラオケ簡単に作れないものか?と考えている時、会社の先輩(ギターリスト)から、「鳴瀬喜博エレキベース通信教育」の雑誌広告を見せてもらった。「お、これなら、大好きな鳴瀬喜博フレーズも学べる上に、ベースマイナスワンのカラオケも手に入るかも。」と思い、すぐにユーキャンに申し込み。この通信教育は、「月に1回録音したテープを送り、鳴瀬喜博氏ではないが、別の先生からコメントが録音されて来る。」と言う方式で私は毎月テープを送り、通信教育が進んで行った。しかし、卒業まであと少しのところで、あまりにもレベルが高く、(卒業曲はNow or never等)納得の行く録音が出来ないことから、もったいないことに卒業を断念してしまった。(後で知ったのだが、卒業時のテープ返却には鳴瀬喜博先生自身の声でコメントが録音されて来たらしい)本当にもったいない。

コメント

このブログの人気の投稿

プロハンターの水原に憧れて筋トレ

鳴瀬喜博(ナルチョ)に憧れてベーシストへ④